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interview no.006

冨 由香 (とみ ゆか) さん 35歳

よもぎCafe

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庄原市で育ち関西の大学に進学。4年生の時、地域活性化と女性の社会復帰の難しさに気づき女性支援について考え始める。
デザイン系の企業などで働いた後、木原さんとともに地元に戻りカフェをオープン。

木原 忍(きはら しのぶ)さん 34歳

よもぎCafe

- profile -

姉の冨さん同様、幼少から高校卒業まで庄原市口和町で育ち、名古屋の大学へ進学。その後興味のあった飲食業界へ進む。オーガニック食品や野菜が好きだったことからマクロビオティックなどについて知識を深め、調理師として腕を磨いた。

「単なるカフェとは一線を画す地域のコミュニティスペースに」

 庄原市口和町の人里離れた山奥に佇む『よもぎCafe』。それぞれ県外の大学に進学・就職した冨由香さん、木原忍さん姉妹が二人で2017年にオープンしました。

家具や雑貨のほとんどが手作り。おしゃれな雰囲気で飲むコーヒーは最高の一杯。

 自家菜園で育てた有機野菜や地元の農家から仕入れる野菜、周辺で採れた季節の山菜、味噌や漬物など自家製の加工品などを使った、体に優しい料理が楽しめます。自然豊かなこの場所に店を構えたのは実家があるからという理由だけではありません。「有機野菜が栽培できる広大な畑や豚の飼育もできる自然豊かな環境が揃い、近くには山水でニジマスを飼っています。

どこを見渡しても山・山・山。壮大な自然に囲まれた場所でホッと心が落ち着く。

 オーガニックなどの知識を活かし、自分たちが納得できる食材を使った体に優しいものを提供できるから」と木原さん。建物デザインや内装の装飾品はデザイン系の企業に勤めていた冨さんが担当。洗練された空間で丁寧に作られた料理と景観を満喫できる理想のカフェが完成しました。

シンプルな造りの建物の中に入ってみるとキラキラした素敵な空間が。緑豊かな自然たちと一体化して、「ただいま」と言って入りたくなる。

「デジタルな時代だからこそ、田舎の山奥で自給自足する暮らしを感じてほしい」と二人は話します。夢はまだまだあります。田舎暮らしの魅力を肌で感じてほしいと、自分たちが暮らしているエリアを巡るツアーや農作物収穫体験など、様々な地域活性化プランも計画しています。「子どもからお年寄りまで、誰でも暮らしやすい町にすることが夢」とお二人。また、カフェの隣には、姉妹の父が設立したフリースクールがあり、地域の人、カフェを訪れた人、フリースペースに通う人、様々な人が集い、繋がるコミュニティスペースとしての役割も果たしています。お二人から感じるのは 〝とにかく口和町が好き〟という想い。口和町のこれからがとても楽しみになりました。

interviewer

庄 飛翔さん

このデジタル社会の中、庄原市口和町という山里奥の生活で人と人を繋げるコミュニケーションの場(おしゃれなカフェ)として提供するという一見時代を逆行しているように見える行動も実は、どこの世代、どこの人にもニーズがあり、地域活性化に直結していく非常に大きなパワーになるだろうと感じた。 ◀︎

小山内 耀平さん

今回の取材を通して地域を盛り上げようとする取り組みが非常に多く、複雑でとても愛と手間がかかっているのだと感じた。現在庄原市に住んでいる身としても、出身は違えども庄原市のために何ができるか考えるきっかけにもなったので、これから地域活性化イベントや、ボランティアなど積極的に参加していきたい。 ◀︎

よもぎCafe
広島県庄原市口和町宮内285 TEL: 080-4174-7851
■ホームページ
http://yomogi-cafe.jp/
■ Instagram
yomogi_cafe
■E-mail
info@yomogi-cafe.jp